ヘッドライトやテールランプをカスタムする時の注意点とは

気持ち良い天気

ハーレーは市販されている状態でそのまま乗ることもできますが、自分なりに手を加えるカスタムでオリジナルを作り上げるのも醍醐味の一つです。
一般的なバイクとは異なり、元々ライダーがカスタムをすることを想定して作られているため、知識と技術さえあればどんな場所でも変えることができます。ガソリンタンクやハンドルといった目に付きやすい所に手を加える人が多い中で、こだわり派に人気となっているのはライトです。夜間の前方の視野を確保するヘッドライト、後方にいるドライバーに自身の存在を知らせるテールランプは、一見違いが無いように感じるかもしれません。
初心者でも簡単に取り付けができるバイザーや、補助ライトの設置による3灯仕様にするなど少し工夫を凝らすだけでオリジナリティを出せます。

ライトやランプのカスタムをする上で、注意しなくてはいけないポイントの一つが光軸です。光軸とはヘッドライトを付けた時の光の照射位置のことで、法律で定められた基準を満たしていないと違反になってしまい、車検に通ることができません。
新品で購入した時は最適なポジションに設定されていますが、新たに取り付けをする時は自分で調整する形になります。夜間の安全な走行にも繋がるため、正しい位置にセッティングすることが大切です。光軸と共に明るさや色にも注意しなくてはいけません。日本の道路交通法では、ヘッドライトは白で15000cd以上、テールランプは赤で5kwから30kw以内と定められています。特に光量は、見落としがちになるので走行をする前に暗い場所で確かめることがポイントです。
電球をLED照明に変えると、従来より寿命が長くなるだけでなく光量も大幅に上がるので、基準をクリアーしやすくなります。

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